『夜のクラゲは泳げない』――傷ついた女の子たちが、また“何か”を創り出す物語。

アニメ

※上記のアイキャッチ画像はイメージです

こんにちは、園子です🌙

今日は、2025年上半期のアニメの中でも

「まさか、こんなに泣くなんて思わなかった…」

って園子が完全に心を奪われた作品を紹介するね。

それが――

『夜のクラゲは泳げない』

放送前は正直、園子も「なんかオシャレっぽい深夜アニメかな?」って思ってたの。

でも観たら一話目からガツンとやられた。

**「あ、これ…自分の話だ…」**って。

SNS疲れ、クリエイターの孤独、何者にもなれない焦燥感、

そして、ほんの少しだけ“つながる勇気”――

どれもがリアルで、痛くて、

でも最後には「観てよかった」って、心から思える。

この作品、絶対に観てほしい。

じゃないと、人生で損するレベル。


◆ まずは簡単に作品紹介。これは“現代を生きる私たち”の物語。

『夜のクラゲは泳げない』は2025年春に放送されたオリジナルアニメ。

監督は『月がきれい』や『Just Because!』のイシグロキョウヘイさん。

もうこの時点で“繊細でエモい”作品になる予感しかしなかった。

舞台は東京。

“何者かになれなかった”少女たちが、

それぞれの傷を抱えながら創作ユニット「JELEE(ジェリー)」を結成し、

“何か”を創り出していく物語。

もうね、

この設定だけで泣きそうになった。

「何かになりたかった」

「でもなれなかった」

「じゃあ、自分はこれからどう生きればいいの?」

そう思ったこと、園子にもある。

たぶんこの記事読んでるあなたにも、あるんじゃないかな。


◆ 主人公・光月まひる。元・天才イラストレーター、今・空っぽ女子。

まひるちゃん、最初から心にズドンとくるの。

彼女はかつて、SNSで“夜宵(よよい)”って名義で活動してたイラストレーター。

でもある事件をきっかけに筆を折って、

今は普通の女子高生として、感情を表に出さず生きてるの。

「バズるのが怖い」

「承認欲求に振り回されるのがイヤ」

「でも、誰かに見てほしい」

まひるの中にある矛盾、

めっちゃリアルで、刺さるのよ。

園子もブログやSNSやってるからこそ分かるんだけど、

**“誰かに見られることのしんどさ”**って、

本当に、言葉にならないくらいある。

でもそんなまひるが、

少しずつ“創作すること”に向き合っていく姿に、

なんだか希望をもらえたんだよね。


◆ JELEEの4人の関係が、あまりにも繊細で愛おしい。

『夜のクラゲは泳げない』って、登場人物みんなが“壊れてる”んだよね。

でも、その壊れ方がリアルで、だからこそ共鳴できるの。

🌸花音(かのん)

→ 元アイドルで、SNSで“加工された自分”を演じ続けてた女の子。

 明るくて愛嬌あるけど、心の奥はずっと孤独。

 「本当の自分を見せたら、誰にも好かれない」って信じてるの、もう苦しい…。

🎧むつみ

→ 元・バンドマン。ちょっと不器用で寡黙だけど、音楽への情熱は本物。

 「音だけは、ウソつけない」ってセリフに、鳥肌立った。

💻鰐淵うるし

→ ちょっと毒舌な動画編集担当。ツンデレ気味だけど、

 JELEEの空気感を崩さないバランス感覚が神。

この4人が少しずつ近づいて、

すこしずつ“作品”を作りながら、

傷を癒して、関係を築いていく――

その過程がとにかく美しいの。

一人ひとりが、どこかで園子自身と重なる。

たぶんみんなもそう感じると思う。


◆ SNS時代の“クリエイターの葛藤”がエグいほどリアル。

この作品、いちばん刺さるのはやっぱり

**「創ることのしんどさ」**だと思う。

  • “いいね”の数に心を揺さぶられたり

  • 自分の作品が誰かのものに見えてきたり

  • 炎上や批判が怖くて動けなくなったり

  • そもそも、「自分には才能がない」って思い込んじゃったり

SNSで発信してる人なら、

きっと誰もが一度は感じたことがあると思うの。

園子もブログやってて、

毎回「これでバズるかな…」「誰も見なかったらどうしよう…」って、

正直、怖い時もある。

でも『夜クラゲ』は、

そんな痛みも不安も全部肯定してくれるの。

「それでも、創ることをやめなかったあなたは偉い」

って、そっと背中を押してくれる。


◆ クラゲは“泳げない”からこそ、流れに逆らわず生きている。

タイトルの意味がね、もう泣けるの。

「クラゲって、自分では泳げないんだって」

「でもね、だからこそ、流されながらも生きてるんだって」

まひるのこのセリフ、園子は今でも忘れられない。

世の中に流されて、自分では何もできないって思うときあるよね。

でも、たとえ流されてても、生きてるだけで、誰かの光になれる。

そう思わせてくれるのが、このアニメなんだ。


◆ ED曲『1日は25時間。』が名曲すぎて泣いた。

そして語らずにはいられないのが、

ED曲『1日は25時間。』(シユイ)

これがもう、

歌詞もメロディも、作品とリンクしすぎてヤバいの😭

「誰かといるときの25時間」

「ひとりで過ごす夜の長さ」

そういう、

**“時間の体感”**まで描いちゃうこのアニメ、

ほんとに繊細すぎて泣くしかない…。

エンディング映像と一緒に流れるこの曲、

JELEEの4人の表情が少しずつ変わっていくのがまたエモくて、

毎話、観るたびに涙ぐんでた。


◆ 最終話、涙なしには見られない。

ネタバレは避けるけど、

最終話のあのステージシーンはマジでやばかった。

光月まひるが、

もう一度、創作の世界に足を踏み出す――

その瞬間の彼女の目、姿勢、声…すべてが、

今までの12話ぜんぶに繋がってて、言葉が出なかった。

「自分のために」「誰かのために」じゃなくて、

「もう一度、自分の手で“何か”を描きたい」

その気持ちがまっすぐ伝わってきて、

園子は静かに泣いてた。


◆ まとめ:すべての“何者かになれなかった人”に捧げたいアニメ

『夜のクラゲは泳げない』は、

派手なバトルも、恋愛のドキドキもない。

でも、誰よりも私たちに近くて、

**心に沁みる“現代の青春譚”**なんだ。

  • SNS時代に疲れた人

  • 自分の才能に悩む人

  • 誰かとつながるのが怖い人

  • でも、また何かを始めたい人

そんなすべての人に、そっと寄り添ってくれる作品です。

園子はこのアニメを観て、

もう一度「書くことが好き」って気持ちを思い出せた。

だから今、こうしてこの記事を書いてるのかもしれないね。

#夜のクラゲは泳げない, #夜クラゲ, #JELEE, #光月まひる, #クリエイター女子, #SNS疲れ, #共感アニメ, #2025年春アニメ, #エモアニメ, #アニメ感想, #推しアニメ, #園子ブログ, #バズ記事, #アニメ女子, #シユイ, #1日は25時間, #何者かになれなかった人へ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました